2015年3月22日JSP試乗会in苗場スキー場(Stockli)
試乗コンディションは春の腐れ雪。幸いなことに妖怪板掴みはお休みでしたが(笑)
LASER SL (119-66-96 R13.6m) 165cm
一ターン一ターンしっかりと反応が返ってくる。適度な柔らかさのフレックスだけど、腐れ雪の中で板がはね返されたりばたついたりすることなくターンをつなげて行くことができる。アホみたいに値段が高い板だけど、それに見合う乗り味の板。
来週の丸沼にも来ていたらハードパック条件下でテストしてみたいな~
LASER SX FIS (FIS-FIS-FIS R>23)185cm
スキークロス競技用の板。春の腐れ雪でも操作できなくはないけど、撓ませるにはそれなりの脚力が必要。ハードパックされた斜面でないと板の性能を引き出すのは難しそう。
LASER GS FIS (FIS-FIS-FIS R25.5m) 184cm
SXに比べてトップのエッジグリップはすこし強め。この板も春の腐れ雪で撓ませるには
脚力必要。だけど、春の腐れ雪では乗ってて楽しくない。これもパックされた斜面でないと板の性能は引き出せなさそう。
LASER SL FIS (FIS-FIS-FIS R13.6m)165cm
FISなしのモデルとの違いは先端のトップフィンとビンディングだけだと思ったら大間違い。
まず、緩斜面でズラそうとしたらトーションがガチガチなのか相当ズレにくい。
高速域でカービングしようにも全く板が撓まない。外足に全体重かけて、内足を上げ気味にターンするとほんの少しだけたわみを感じられる。
この板は競技用のアイスバーンのみで使い、ブーツフレックス140or150以上の競技者のみが乗りこなすことができるのではないかと、、、
あまりにも固いのでメーカー担当者に芯材の強化方法について聞いたらアラミド繊維を含む独自配合のファイバーらしいです。
2015年3月08日b.c.map試乗会inかぐらスキー場その4
試乗コンディションは圧雪バーン。コー○外も含めて新雪バーンは無し。(当然○ース外になんて出てないですよ(笑)
お次は4Frnt
HOJI W
179cm(129-112-120 R30m)
そのスジでは有名なフリースキーヤーエリック・ホレイフソンのシグネチャーモデルのウィメンズモデル。
まずは、フルロッカーに板にありがちな整地滑走の際のロッカー部分のバイブレーションが無い。なので、相当硬いです。接雪長が短いので小回りする際の取り回しもそれほど難しくもないです。そして、ハイスピードで大回りをする際に板がしっかりと雪面に噛みこむとGS板の様に綺麗にターンをします。
これもなかなかいい。
HOJI
187cm(133-112-121 R30m)
そのスジでは有名なフリースキーヤーエリック・ホレイフソンのシグネチャーモデルのメンズモデル。
インプレッションはほとんどHOJI Wと同じです。
HOJI Wに比べてより硬く、より早く滑るための板のような気がします。
この板もなかなかいい。
KYE110
183cm(131-114-126 R26m)
最後に来期から投入?のキャンバーモデル。
SKILOGIK、HOJIといった張りが強かったり、個性的なモデルに乗ったあとだったので至ってノーマルな乗り味。インプレッションの為にも濃いメンツよりも先に乗るべきだった(笑)
2015年3月08日b.c.map試乗会inかぐらスキー場その3
試乗コンディションは圧雪バーン。コー○外も含めて新雪バーンは無し。(当然○ース外になんて出てないですよ(笑)
次は、伝統工芸品の様な美しさのSKI LOGIK
SKI LOGIK中では乗りやすい板とのことで初めに試乗したのがコレ
Rock Star 178cm(142-117-141 R14m)
スイングウェィトが重い。くるくる回るんだけど、くるくる回すのに脚力がないとかなりきつい!大回りは少々のバンピングなどは気にせず全てをなぎ倒していく感じの板。
Houtizer BC
186cm(137-110-131 R22m)
スイングウェイトはこっちの方が軽い。こっちの板もフレックス、トーション伴に硬いので大回りで全てを重戦車の様になぎ倒していく感じの板。圧雪バーンでも大回りなら乗ってて楽しい。
2015年3月08日b.c.map試乗会inかぐらスキー場その2
試乗コンディションは圧雪バーン。コー○外も含めて新雪バーンは無し。(当然○ース外になんて出てないですよ(笑)
お次は、15-16シーズンに日本に初正規輸入となるスウェーデンのブランドextrem
スウェーデンから試乗会に出張してきたスウェーデン人の中の人によるとフルハンドメイドでウッドコアは全てスウェーデン産の白樺だとか、、、
PT84
試乗サイズ:170cm(124-84-112 R17)
まずはじめに勧められたのがコレ。メタル2枚入りでフレックスはそこそこの硬さ。
荷重するとじわっとたわみ、しっとりとした乗り味でエッジがなめるように雪面に食らいついていく。中から大回りは抜群に気持ちがいい。一瞬で欲しくなった。
Project100
試乗サイズ186cm(136-100-128 R19)
PT84をべた褒めしたらスウェーデンの元レーサーのお気に入りの板だよ~と勧められたのがコレ。 これもメタル二枚入りだけど煽った感じはPT84より少し柔らかめ。
ロッカー量が多い分トップの捕えはPT84に比べて少し甘いけど、しっとりとした乗り味でこれも気持ちがいい。
Project100 Carbon
197cm(134-100-126 R18.5)
Projext100のメタルシートをカーボンシートに変更したモデル。
Project100のオリジナルに比べて小回りで振り回した時のスイングウェイトが軽い。
大回りでカービングしていくとProject100に比べて乾いた乗り味で板の反応が早くなっている。
余談ですがこの板のコスメは非常に綺麗です。北欧のデザインセンスを感じます。
Project100はオープンバーン向け、Project100 Carbonはツリーラン向けの様な気がする。
Opinion98
179cm(127-98-120 R不明)
Crowd-FundingならぬCrowd-Deveropmentという手法を用いて開発されたスキー板。
多くのスキーヤーの意見を元に作られた最大公約数的な板ということで非常に乗りやすく、クセもないんだけど、PT84やProjectと比べて柔らかすぎるので乗っててあまり面白くない。
最後に、神田b.c.mapのN氏に教えてもらうまで気づかなかったのですが、上の画像の真ん中あたりに見えるビンのふたのような物。グラフィックとして書かれてるのではなく、ビンのふたのような物をスキー板に埋め込んであるのです。
extremの板は全体的におしゃれですねー
あと今回の試乗会では見かけなかったPT84の兄弟板のPT92も個人的に気になります。
2015年3月08日b.c.map試乗会inかぐらスキー場その1
試乗コンディションは圧雪バーン。コー○外も含めて新雪バーンは無し。(当然○ース外になんて出てないですよ(笑)
Liberty Ski JOE SHUSTER (150-122-142 184cm R不明)
Liberyのブースにいって来期のGenomeがあるか聞いたところGenomeは生産中止で来期のモデルはないとの事。なので、面白そうなモデルがあるか聞いたところ勧められたのがコレ。リバティライダーのJOE SHUSTERのシグネチャーモデル。
Originをベースにカーボンで強化したモデル。リバティーにしてはおどろおどろしくないコスメも好み。
シグネチャーモデルだからガチガチに固めてあるのかと思いきや、以外に柔らかい。
プロのフリーライダーが満足できるのか疑問に思うくらいの乗りやすさ。全くクセがなく万人向けの乗り味。
2015年2月28日dps試乗会inホワイトバレースキー場その3
コンディション:前日に降ったので20~30cm程の新雪有り。雪はやや重。
最後ははオンピステカテゴリから
Cassiar 85/95 Pure3
85 (178cm 122-85-109 R15~18m)
95 (178cm 129-95-116 R18m)
開発目的はdpsスタッフのパウダーシーズン前の整地での足慣らし用だそう。
パウダー板を乗りつくしたので整地用の板を話の種にと乗ってみたけど、カーボンによる効果なのかフレックス・トーション伴に高速滑走に対応出来るレベルのもので申し分なくプレートを噛ませれば競技にも出場できる感じのする板です。
これも欲しくなっちゃったんだけど、お値段がね。。。。
dpsの試乗記はココでおしまいです。
2015年2月28日dps試乗会inホワイトバレースキー場その2
コンディション:前日に降ったので20~30cm程の新雪有り。雪はやや重。
つぎはオールマウンテン/ミックスドスノーのワイラーファミリーから
Wailer99 Pure3
(184cm 125-99-111 R16~19m)
まずは軽い。コレより軽量のTour1モデルが出たけれどもリフト上で着けているのを忘れてしまうほど軽い。他のモデルに比べて新雪での浮力は弱めだけれどもフロントが沈んでしまってもパドルテック形状のおかげでターンに支障はない。整地でもカービングターンが出来なくはないくらい整地での取り回しも良い。
Wailer 105 HybridT2
(185cm 136-105-119 R26~29m)
dpsのファット板にしては珍しくフルキャンバーの板。HybridT2とはメタル入りの事だそうです。長さとRから想像出来る通り反応が少しもっさりした数年前のGS板と言う感じ。ベクターグライドのマスティフと乗り味がかなり似ている。でも、マスティフほどスパルタンではない。
ファットのフルキャンバー板の開発の意図としてはバックカントリーエリアにおいてアイスバーンの区間は想像より多く、エッジの効かないフルロッカー板では対応できなくなるので、その様な状況に対応出来るようにするためだそうです。
Wailer112 RP2 Hybrid/Pure3
(184cm 141-112-128 R15~18m)
これのPure3は今回試乗した中で一番感触が良かった板です。トラックが多数入った中での操作性、ターン導入のしやすさ、99や105よりは劣るものの整地での操作性も悪くないです。
Hybridは悪くは無いんだけど、、、Pure3と比較すると、、、
15-16シーズンのお値段は17万円+消費税。。。。ビンディングをどれにしようかものすごく悩む。
Wailer112 RPC Pure3
(186cm 142-115-127 R20~25m)
基本設計はRP2とほぼ同じでセンターを少し広げて、ロッカー量を減らして、Rを大きめにして縦に走りやすくしたモデルだそうです。
しかし、、乗り味はRP2と全く違い乗りこすことができず、板に乗せられてばかり。。。
ファットスキーを縦に走られることが出来るようになってからもう一度試乗したいです。