2015年3月28日ICI試乗会in丸沼高原スキー場(Rossignol)

 

試乗コンディションはある程度の硬さのグサ雪+アイスバーン

試乗コースはゴールドとローズ下部とバイオレットの中からを2~3本ずつ

お次はRossignol

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HERO FIS SL (120-67-103 R13m) 165cm

板のフレックスはしなやかだが、エッジグリップは強い。板のレンスポンスも早く、素早く次のターンにつなげて行くことができる。

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HERO FIS GS (105-65-89 R23m) 182cm

FischerのMSTのGS板と殆ど同じシェイプだけど、レース用のGS板にしては明らかにフレックスが柔らかめ。U16用のGS板なのかな?エッジグリップは強かったけど、他のレーシング板に比べてフレックスが柔らかく反発が弱いので少し違和感を感じる。

 

ここらへんでバーンがかなり緩んできて緩斜面で妖怪板つかみが本格的に活動を始めたので試乗を終えました。

2015年3月28日ICI試乗会in丸沼高原スキー場(ID one)

試乗コンディションはある程度の硬さのグサ雪+アイスバーン

試乗コースはゴールドとローズ下部を1本ずつ

お次はID one。なぜか、StockliとBlossomのテントの中にあった。置くならOG○SA○Aのテントじゃないのかよ!と突っ込みたくなった(笑)

ID oneはコブの練習用に導入予定の為ずらしやすさとスイングエウィトの軽さを重視してテストしています。

一番テストしたかったFR-Xが無かったのが残念。

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FR-MX     R18m    167cm

急斜面でウェーデルンをやってみたけど、スイングウェイトも軽く、スキー自体も非常にずれやすい。LOOKのPビンディングつけたらコブ練用にいいかも。

 

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FR-TM R18m 170cm

FR-MXとはうってかわって急斜面でウェーデルンとやると引っかかりを感じる。

備考にあったとおりミドル~ロング気味にスキッディングしていくと乗りやすい。

 

この二台は長さも3サイズも似ているけど乗り味が全然違う!! 

2015年3月28日ICI試乗会in丸沼高原スキー場(Fischer)

試乗コンディションはある程度の硬さのグサ雪+アイスバーン

試乗コースはゴールド、ローズ下部、バイオレットの中で合計2~3本ずつ

お次はFischerのマスターズ用のGS板(R23m)とSL板

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RC4 WC GS MST RACE BOOSTER R23m 183cm

昨年度とモールドは同じだけど、心材の構成に少し変更有りとのこと。

非常に乗りやすい。加重したときの板の返りはゆっくりめ。RACE BOOSTERの作りも純GS板に比べてマイルドなのでレーシングの板だけど乗り味はレーシングカーというより、高級スポーツカー。

一日中ゲレンデをクルージングできる板。

 

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RC4 WC SL Men 165cm

 

これは本チャン用のスラ板なので先端の穴は塞がれてないです。なので、顔に雪がバンバン飛んできます。

 板自体はしなやかだけど、トーションが硬いためエッジグリップは強いです。乗り味はBlossomのFollow Me Plusに近めかも。

2015年3月28日ICI試乗会in丸沼高原スキー場(Blossom、Stockli)

試乗コンディションはある程度の硬さのグサ雪+アイスバーン

試乗コースはゴールド、ローズ下部、バイオレットの中で合計2~3本ずつ

まずは前回のJSP試乗会で感触の良かったBlossomとStockliから

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Follwo Me Plus 165cm 

丸沼では写真撮り忘れたけど 今期のお値段は約14万円台後半

メーカー担当者の話にもあるとおり、パックされたハードバーンではしなやかに撓むけど、エッジグリップはものすごく強くスピードを上げていってもエッジが外れたりずれたりする感触は全く無し。安心して板に体を預けることができる。

後述のLASER SL FISとどっちを買うか非常に悩む。甲乙つけがたい。

 

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Over Limit GS FIS R35m 195cm

FIS競技用のGS板がFollow Me Plusの隣に置いてあったので試乗。

R35だけあって少しでも気を抜いて板への荷重が弱まると、即ロケット発射になってしまうので、混雑したゲレンデでは気を抜くことができず、、、、

試乗中にローズ下部が混んでいたこともあって板の性能をフルに引き出すような滑りをできず若干消化不良で返却。

 

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LASER SL FIS 165cm

前回のJSP試乗会では全く乗りこなすことが出来なかったけど、丸沼のハードバーンでは絶好調。フレックスもトーションも硬いので緩斜面でずらしにくいことに変わりはないけど、ゴールドやローズ下部の上の方ではズレる気配すら見せない鬼のようなエッジグリップでショート~ミドルターンが楽しい。

プレートとBINを合わせると20万越えの板だけど、欲しい。

前述のFollow Me Plusとどっちを買うか非常に悩む。甲乙つけがたい。

 

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LASER SL 165cm

FIS無しのプロパーモデル。こっちもイイお値段する。

こっちはFIS有りと違いずらしてコントロールすることも簡単にできる。

フレックスもトーションもFIS有りに比べて柔らかいので適正速度域はややゆっくりめ。

けど、急斜面のカービングターンでエッジグリップに不安を感じることは無かった。

 

余談だけどStockliとBlossomの試乗中にはリフトで一緒になった他の試乗者からよく話しかけられた。Stockliの時は全員に乗り味について聞かれ、Blossomの時は全員にどこのメーカーなのか聞かれるという綺麗なまでの傾向のわかれっぷり(笑)

2015年3月22日JSP試乗会in苗場スキー場(Salomon、Armada、Rossignol)

試乗コンディションは春の腐れ雪。幸いにも妖怪板掴みはお休みでしたが。

次はSalomon、ARMADA,Rossignol

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Salomon Q98 (134-97-120 R16.2m) 181cm

雪もだいぶゆるんできたのでセミファット板を試乗。

カービングして乗るには板が柔らかすぎるけど、春のグサ雪でゆっくり乗るにはイイ板。柔らかいので脚力のないスキーヤーでも扱える感じ。

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Salomon X-RacePlate XX (120-70-104 R13m) 165cm

小回りから大回りまで1モデルで展開してる板。

板の基本設計が大回りよりに振ってあるのか165cmでは板の反応がもっさりしすぎていることと、スイングウェイトが重いので気持ちよく小回りをすることができず、、、

別の試乗者の方が165cmより170cmのがいいと言ってたので大回りモデルはもしかしたらまた乗り味が違うのかも。

 

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ARAMADA JJ2.0 (130-137-116-133-126 R16m) 175cm

人気の理由が分かった。

重たい雪でもとにかく板を振り回しやすい。当然の様に高速ロングターンには向きませんが、くるくる回るので360°回転とかはやりやすい。

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Rossignol HERO MASTER M-21 (114-71-97 R21m) 180cm

このあたりから雪がさらにぐさぐさになってきたので評価がさらに難しくなって来たのですが、フレックスがしっかりとしているので悪雪の中でもとばされず突っ込んでいけます。あと、プロップテックのおかげかトーションがしっかりとしているのでエッジはかなり強く噛みこみます。これもイイ板。

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Rossignol DEMO Alpha R21 Racing (1222-68-104 R13m) 167cm

イメージとしては少し柔らかめのスラ板と言う感じ。これも悪雪の中でもとばされずにターンしていける。

 

2015年3月22日JSP試乗会in苗場スキー場(Atomic,Fischer)

試乗コンディションは春の腐れ雪。幸いにも妖怪板掴みはお休みでしたが。

次はAtomicとFischer

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Atomic BLUESTER DOUBLEDECK SC (125.5-69-111 R10~12m)165cm

Atomicらしいオートマチックな乗り味。板に迎え角をつけるだけで乗れてしまう。

スイスのS社やイタリアのB社とは対極にある乗り味。

個人的には好きではないけど、少ない滑走日数で気持ちよさを得るためにはコレはコレでありかと。

 

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ATOMIC BLUESTER SL PRO (117.5-65.5-101.5 R12m) 165cm

皆川賢太郎が技術選で使ってたモデル。競技用の平板をプリントチェンジしただけとか。

皆川選手には申し訳ないけど、コスメがダサイ。中身が同じならSLのオリジナルかヒルシャーモデルに流れるでしょ。

 

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Fischer RC4 WC SC (122-68-103 R12m) 160cm

競技用SL板のセカンドモデル。

賛否両論あるみたいだけど、コスメは渋くてかっこいい。

板のフレックスは結構弱く脚力のないスキーヤーでも操作出来る感じの板。

トーションもあまり強くはないのでずらしていくこともできる。

因みに、SCは先端の穴に透明プラ板を埋め込んであるので雪が顔に飛んでくるということはありません(笑)

 

2015年3月22日JSP試乗会in苗場スキー場(Blossom)

試乗コンディションは春の腐れ雪。幸いにも妖怪板掴みはお休みでしたが。

 

次はイタリアのハンドメイドブランドのblossom。市販板のウッドコアに使う木材も選手用のウッドコアに準ずる高品質な物を使っているそう。なので、お値段もいい値段します。

因みに日本への輸入量は毎年150本前後だとか。

 

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Follow Me Plus(116-65-100 R14m)

Blossomの選手用のSL板。他のメーカーと比較するとフレックスがものすごくしなやか。

なので、撓ませるのが物凄く楽。フレックスがしなやかだけど、悪雪でバタついたりすることはなく雪面に張り付くように板が走っていく。

メーカー担当者曰く、コアに良質な木材を使い木材を細かく切って集成しているのでフレックスは柔らかくトーションを硬くすることができているのたとか。

 

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Overlimit Plus(104-68-89 R27m) 185cm

Blossomの選手用のGS板(マスターズ用)。

フレックスはSL板より硬くより縦に走る様になっている。この板も余計なバイブレーションは無く悪雪でも安定してカービングさせることができる。

 

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Flare(119-69-104 R14m) 170cm

イタリアのスキーイントラの間で評判の板らしい。

今回の試乗コンディションだと1番乗りやすい板。センターがほぼ70あることと、かなり柔らかめのフレックスにより、腐れ雪でも安定してズラすことも切ることもできる。

春用の板として最高。

 

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Great Shape(121-71-106 R14m) 170cm

フレックスはFollow Me PlusとFlareの間の板。メーカー担当者によるとトップシーズンから春先まで一台で行くには一番オススメらしいです。担当者の方も1番この板に乗ってる時間が長いとか。